こい‐の‐やみ【恋の闇】
恋のために理性を失っている状態をたとえていう語。恋の闇路(やみじ)。
甲(こう)に◦着(き)る
他人の威光を借りたり、自分の地位を利用したりしていばることのたとえ。笠に着る。「主人を—◦着て、酒機嫌の刃物三昧」〈浄・浪花鑑〉
甲(こう)が舎利(しゃり)にな・る
よろいのような堅いものがこなごなに砕け、火葬後の骨のようになる意から、めったにありえないことのたとえ。舎利が甲になる。
ごう‐く【業垢】
仏語。 1 悪業(あくごう)が心身をけがし苦を招くことを、垢(あか)にたとえた語。業塵(ごうじん)。 2 悪業と煩悩(ぼんのう)。
膏血(こうけつ)を絞(しぼ)・る
人の苦労して得た利益や財産を取りあげる。重税を取り立てることなどのたとえ。
こい‐の‐おもに【恋の重荷】
恋のせつなさや苦しさに心を労することをたとえていう語。「—といふことがあるほどに」〈虎清狂・文荷〉 [補説]曲名別項。→恋重荷
こうたい‐けんさ【抗体検査】
細菌・ウイルスなどの病原体に対する抗体の有無や量を調べる検査。少量の血液から麻疹(ましん)・水痘(すいとう)・百日咳(ぜき)・HIVなどさまざまな感染症の抗体価を調べることができる。麻疹や百日咳...
口中(こうちゅう)の虱(しらみ)
《「韓非子」内儲説上から。口の中の虱はたやすくかみつぶされるところから》きわめて危険であることのたとえ。
ごう‐たん【毫端】
1 毛の先端。また、きわめて微細なもののたとえ。 2 筆のさき。「—に泥を含んで双手に筆を運(めぐ)らし難き心地」〈漱石・虞美人草〉
こうつう‐せんそう【交通戦争】
交通事故による死者が増加し続け、社会問題となっている状態をたとえていう語。