こしちょう【古史徴】
江戸後期の国学書。4巻。平田篤胤(ひらたあつたね)著。文政元〜2年(1818〜19)刊。古伝説・神代文字・記紀・新撰姓氏録などについて論じたもの。
こしでん【古史伝】
江戸後期の史論書。37巻。平田篤胤(ひらたあつたね)著。文政8年(1825)成立。自著の神代史「古史成文」に注釈を加え、著者の神道思想を詳しく述べたもの。
こしほんじきょう【古史本辞経】
江戸後期の語学書。4巻4冊。平田篤胤(ひらたあつたね)著。天保10年(1839)成立。嘉永3年(1850)刊。国語の優れている理由や、五十音図の価値などを説く。
コスチューム‐ネックレス【costume necklace】
コスチュームジュエリーの一。宝石のイミテーションなどを使ったネックレスで、大ぶりなものが多い。→ボリュームネックレス
こと‐ぐさ【言種】
1 いつも口にすること。口ぐせ。「山里に問ひ来る人の—はこの住まひこそ羨(うらや)ましけれ」〈新古今・雑中〉 2 話のたね。語りぐさ。話題。「このごろ、世の人の—に…と、ことにふれつつ言ひ散らす...
こと‐の‐は【言の葉】
1 ことば。言語。「まことかと聞きて見つれば—を飾れる玉の枝にぞありける」〈竹取〉 2 歌。和歌。「やまとうたは、人の心をたねとして、よろづの—とぞなれりける」〈古今・仮名序〉
ことのは‐ぐさ【言の葉種】
1 言葉による表現。また、和歌。「よしあしを君し分かずは書きたむる—のかひやなからん」〈新続古今・雑中〉 2 話のたね。言いぐさ。「なにをか今は憚(はばか)りの、—の庵(いほ)りの内を」〈謡・芭蕉〉
ころび‐ね【転び寝】
1 着たままで床を取らずに寝ること。ごろね。うたたね。かりね。 2 男女がひそかに肉体関係をもつこと。私通。「不斗(ふと)した生麦の—からひに増し御恩が深くなり」〈和田定節・春雨文庫〉
ご‐くろう【御苦労】
[名・形動] 1 他を敬って、その人の「苦労」をいう語。お骨折り。ごやっかい。「—をおかけします」 2 他人に仕事を依頼したときなどに、その苦労をねぎらっていう語。同輩以下の者に対して用いる。「...
ござり‐や・す【御座りやす】
[動サ特活]《動詞「ござる」に丁寧の助動詞「やす」が付いてできた語》 1 「来る」「いる」の意の尊敬語。いらっしゃる。「与平様はどこにぞ。顔が見たい。—・せ」〈浄・寿の門松〉 2 「ある」の意の...