はら‐すじ【腹筋】
[名・形動] 1 腹の筋肉。 2 《「腹筋を縒(よ)る」から》おかしくてたまらないこと。また、そのさま。「アハハハ弥々(いよいよ)—だ」〈二葉亭・浮雲〉 「甚平からからと笑ひ、ああ—な」〈浄・鑓...
はら‐の‐かわ【腹の皮】
1 腹部の皮。 2 《「腹の皮を縒(よ)る」から》おかしくてたまらないこと。「行儀作法は、狗(ゑのころ)を屋根へ上げたやうで、さりとはさりとは—」〈浄・忠臣蔵〉
喉(のど)から手(て)が◦出(で)る
欲しくてたまらないことをたとえていう。「—◦出るほど欲しい珍本」
砂(すな)を噛(か)むよう
あじわいやおもしろみが、まったくないたとえ。「—な味気ない食事」 [補説]文化庁が発表した平成30年度「国語に関する世論調査」では、「砂をかむような思いがした」を、本来の意味とされる「無味乾燥で...
たけ‐すのこ【竹簀の子】
1 細い竹や細く割った竹を編んで作った敷物。たけす。 2 雨露がたまらないように、竹を並べて作った縁側や床。たけす。
堪(たま)ったものではな・い
「たまらない」を強めていう語。「朝から晩までこき使われては—・い」
唾(つ)を引(ひ)・く
欲しくてたまらない物や、酸っぱい物を目の前に見たときのようすにいう。よだれをたらす。垂涎(すいぜん)。
いたたまら◦ない【居た堪らない】
[連語]《「い(居)」に連語「たま(堪)らない」が付いた「いたまらない」から変化したもの》いたたまれない。「私は妙に—◦ない気持になって来た」〈志賀・暗夜行路〉