にい・し【新し】
[形シク]あたらしい。「—・しき鉤(ち)を作りて兄(このかみ)に与ふ」〈神代紀・下〉
ぬり‐たく・る【塗りたくる】
[動ラ五(四)]むやみやたらに塗る。ごてごてと塗る。「口紅を—・る」
ぬ◦らし
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の終止形+推量の助動詞「らし」》…たにちがいない。…たらしい。「ぬばたまの夜はふけ—◦らし玉くしげ二上山(ふたがみやま)に月傾(かたぶ)きぬ」〈万・三九五五〉
ぬり‐た・てる【塗(り)立てる】
[動タ下一][文]ぬりた・つ[タ下二] 1 十分に塗る。きれいに塗って飾る。「美しく—・てた山門」 2 やたらに厚化粧をする。「顔を真っ白に—・てる」
ぬか‐ばたらき【糠働き】
せっかく働いても働きがいのないこと。骨折り損。むだばたらき。
ぬき‐す【貫き簀】
丸く削った竹で編んだ簀(す)。たらいなどにかけて、水や湯を使うとき、手もとにかからないようにする道具。「女の手洗ふ所に—をうち遣(や)りて」〈伊勢・二七〉
ヌード‐マウス【nude mouse】
ネズミ科の哺乳類。実験動物のマウスの突然変異。全く毛がなく、細胞免疫で主要なはたらきのある胸腺(きょうせん)を欠く。
にょ‐しき【女色】
「じょしょく(女色)」に同じ。「天竺の衒売(けんまい)—といったら訳るめえが」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
にらい‐かない
沖縄や奄美で古来信じられてきた海のかなたの楽土・聖地。そこから神々が来訪して福をもたらすとか、火や穀種が来るとか伝える。
にょほう‐さん【女峰山】
栃木県北西部、日光市北西にある山。標高2483メートル。日光火山群東部の成層火山で、北麓を鬼怒川、南麓を大谷(だいや)川が流れる。南麓に二荒山(ふたらさん)神社・東照宮などの社寺がある。