れい‐ろう【玲瓏】
[形動][文][ナリ]1に同じ。「玉のように—な詩人らしく見え」〈漱石・行人〉 [ト・タル][文][形動タリ] 1 玉などが透き通るように美しいさま。また、玉のように輝くさま。「—たる山月...
タラサ【Tarrasa】
スペイン北東部、カタルーニャ州の都市。カタルーニャ語名テラサ。バルセロナの北西約25キロメートルに位置する。隣接するサバデルとともに、19世紀半ばに羊毛工業の中心地となり、同国の産業革命を牽引し...
さく‐らく【錯落】
[名](スル) 入りまじること。「貧賤に生まれて境遇—し」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉 [ト・タル][文][形動タリ]入りまじるさま。「自然石(じねんせき)の形状(かたち)乱れたるを幅一間に行儀...
れき‐れき【歴歴】
[名]地位・身分などの高い人々。その方面の一流の人々。→御歴々(おれきれき)「日本中から—を集めて」〈鉄腸・花間鶯〉 [ト・タル][文][形動タリ] 1 物事が一目で見え、明らかにわかるさま...
れい‐れい【冷冷】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 ひえびえとしているさま。清らかで冷たいさま。「—たる頑鉄塊、炎々たる大猛火」〈露伴・寝耳鉄砲〉 2 心・態度のひややかなさま。「—黙過する訳に行かん事だと」〈...
ディー‐アール【DR】
《digital radiography》主に医療分野で用いられるFPDによるX線のデジタル撮像法。デジタルX線撮影。デジタルラジオグラフィー。→シーアール(CR)
のぼ・る【上る/登る/昇る】
[動ラ五(四)] 1 下から上へ、低い所から高い所へ移る。⇔下る。 ㋐他より一段と高い所へ移り進む。「山に—・る」「演壇に—・る」 ㋑そこを通って高い所に行く。「坂道を—・る」 ㋒川の上流へ向か...
イシュタル【Ištar】
古代メソポタミア・西アジアで信仰された豊饒多産の女神。フェニキアではアシュタルテとよばれ、ギリシャのアフロディテにあたる。 [補説]作品名別項。→イシュタル
さし‐い・ず【差し出づ/射し出づ】
[動ダ下二] 1 《「さし」は光が射す意》さしはじめる。輝き出る。「日も—・でぬべし」〈枕・三六〉 2 ㋐はっきり姿を現す。ぬきんでる。「さる滝の上に、わらふだの大きさして、—・でたる石あり」〈...
たい‐とう【駘蕩】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 さえぎるものなどがなく、のびのびとしているさま。「復讐の挙を全然忘却した—たる瞬間を」〈芥川・或日の大石内蔵助〉 2 春の情景などが、平穏でのんびりとしている...