たい‐きょ【太虚/大虚】
1 おおぞら。虚空(こくう)。「広漠たる—」 2 古代中国の宇宙観で、宇宙の本体である気の根元的形態。気が散じて空虚になっている状態をさす。
たい‐きょ【退去】
[名](スル)今いる場所から立ち去ること。立ちのくこと。「国外に—する」「—命令」
たい‐きょ【退居】
[名](スル) 1 俗世間から遠ざかって静かに生活すること。隠居。 2 住まいから立ちのくこと。「賃貸物件から—する」 [補説]2は、本来「退去」だが、「入居」からの連想で用いられるようになった。
たい‐きょう【体協】
「日本体育協会」の略称。
たい‐きょう【大饗】
《「だいきょう」とも》 1 盛大な饗宴。 2 平安時代、宮中または大臣家で正月に行った大がかりな宴会。二宮(にぐう)大饗と大臣大饗を恒例のものとした。おおあえ。
たい‐きょう【滞京】
[名](スル)都に滞在すること。現在では、ふつう東京に滞在すること。「留守居役の者一両名—して」〈染崎延房・近世紀聞〉
たい‐きょう【胎教】
妊婦が精神的安定に努めて、胎児によい影響を与えようとすること。
たい‐きょう【退京】
[名](スル)都を立ちのくこと。現在では、ふつう東京を去ること。
たいきょう‐せんぷ【大教宣布】
明治維新政府が祭政一致・国体強化の一環として展開した国民教化政策。神道精神の高揚を目的としたが、仏教側の反対などで挫折。
たいきょ‐きょうせい【退去強制】
不法に入国・上陸したり、在留期間を超えて不法に残留したり、法令違反で有罪判決を受けた外国人を、本国あるいは入国する前に居住していた国などに送り返すこと。いわゆる強制送還のこと。