だい‐かん【代官】
1 中世、主君の代わりとして事にあたった者の総称。特に、守護・地頭の代官である守護代・地頭代をさすことが多い。 2 荘官の一。一定額の年貢納入を請け負い、支配の実務を行った。 3 戦国時代、大名...
たいかんきょほう‐しゅぎ【大艦巨砲主義】
《「だいかんきょほうしゅぎ」とも》 1 海軍力の増強には、大口径の主砲と厚い装甲をもつ大型戦艦が必要とする考え方。 2 (比喩的に)大きな組織や大掛かりな設備が、強い競争力をもつとする考え方。大...
だいかん‐しょ【代官所】
1 代官4が事務を執った役所。 2 代官の支配下にある土地。
だいかんじょうラクトン‐こうせいぶっしつ【大環状ラクトン抗生物質】
⇒マクロライド系抗生物質
だい‐かんじん【大勧進】
寺院建立などのために寄付集めに従事する僧。
浄土宗の大本願とともに、善光寺
の寺務をつかさどる天台宗の寺。善光寺の境内にある。
だいかん‐だいじ【大官大寺】
大安寺の旧称の一。高市郡夜部村(現在の明日香(あすか)村)にあったときの名称の一つで、それまでの高市大寺(たけちのおおでら)の名を天武天皇5年(677)に改称したもの。
だいかん‐ていこく【大韓帝国】
李氏朝鮮の1897年からの国号。清の冊封体制からの離脱を示すため、それまでの「朝鮮」から改めた。李氏の王は皇帝を称しはじめた。1910年に日本に併合された。テハンジェグク。
だいかん‐ぼう【大観峰】
熊本県阿蘇市にある山。阿蘇外輪山の最高峰で、標高936メートル。阿蘇五岳や九重山を一望できる。徳富蘇峰による命名。遠見(とおみ)ヶ鼻。
だいかんみたて‐しんでん【代官見立新田】
江戸時代、幕領の代官が開発可能な土地を見立てて農民に開発させた新田。成功した場合には新田年貢の10分の1が代官に給与された。→新田開発
だいかんみんこく【大韓民国】
朝鮮半島の38度線以南に、1948年に成立した共和国。首都ソウル。初代李承晩、軍出身の朴正熙ら独裁的な大統領の政権が朝鮮民主主義人民共和国と対立。1987年に民主化が進み、その前後から著しい経済...