だいどうみゃく‐きゅう【大動脈弓】
左心室を出た大動脈が弓状にまがっている部分をいう。上行大動脈から続き、左の気管支を乗り越えて背側へ向かい、第4胸椎の高さで下行大動脈になる。
だいどうみゃくない‐バルーンパンピング【大動脈内バルーンパンピング】
急性心筋梗塞や心不全などで心機能が低下した場合に用いられる治療法。胸部大動脈内にバルーンカテーテルを挿入し、心拍に合わせてバルーンを膨張・収縮させることによって心臓のポンプ機能を補助する。IAB...
だいどうみゃく‐べん【大動脈弁】
心臓の左心室と大動脈を隔てる半月弁。左心室が収縮するときに開いて血液を大動脈へ送り出し、拡張するときに閉じて逆流を防ぐ。
だいどうみゃくべんきょうさく‐けん‐へいさふぜんしょう【大動脈弁狭窄兼閉鎖不全症】
心臓弁膜症の一。大動脈弁狭窄症と大動脈弁閉鎖不全症が同時に起きた疾患。
だいどうみゃくべん‐きょうさくしょう【大動脈弁狭窄症】
心臓弁膜症の一。左心室が収縮するときに、大動脈弁が十分に開かなくなり、血液が十分に送り出されなくなる疾患。重症になると、失神・狭心症・心不全などを引き起こす。
だいどうみゃくべん‐へいさふぜんしょう【大動脈弁閉鎖不全症】
心臓弁膜症の一。左心室が拡張するときに、大動脈弁が完全には閉じなくなり、大動脈から左心室へ血液が逆流する疾患。重症になると心不全を引き起こす。
だいどうみゃく‐りゅう【大動脈瘤】
動脈硬化や動脈解離によって大動脈の血管壁が弱くなり、瘤状(こぶじょう)に拡張した状態。
だい‐どく【大毒】
《「たいどく」とも》たいへんな毒。また、大きな害となるもの。
だい‐どく【代読】
[名](スル)人に代わって読むこと。「祝辞を—する」
だい‐どこ【台所】
「だいどころ」の音変化。