だい‐ちん【大椿】
《「荘子」逍遥遊から》中国古代の伝説上の大木の名。8000年を春とし、8000年を秋として、人間の3万2000年がその1年にあたるという。転じて、人の長寿を祝っていう語。
だい‐ぢから【大力】
非常に強い力。また、その持ち主。だいりき。おおぢから。「一来(いちらい)法師といふ—の早業ありけり」〈平家・四〉
だい‐つう【大通】
遊里・遊芸などの方面の事情によく通じていること。また、その人。
だいつうせかい【大通世界】
幸堂得知による小説。明治24年(1891)、全3巻で発表。黄表紙を模写し、滑稽(こっけい)な標注をつけた作品。
だい‐つき【台付き】
台がついていること。また、そのもの。「—のろうそく」
だい‐て【代手】
「代金取立手形」の略。
だい‐てん【大篆】
漢字の書体の一。金文(きんぶん)から派生した複雑な書体。籀書(ちゅうしょ)。籀文(ちゅうぶん)。→篆書
だい‐てんぐ【大天狗】
1 大きい天狗。位の高い、力のある天狗。 2 非常に高慢なこと。また、その人。「銘々—で、他人を軽蔑し」〈鉄腸・雪中梅〉
だい‐てんし【大天使】
キリスト教で、天使の9階級のうち、第8階級の天使。ミカエル・ガブリエル・ラファエルなど。
だい‐てんし【大転子】
大腿骨(だいたいこつ)上部の外側に突き出ている大きな突起。中臀筋(ちゅうでんきん)・小臀筋(しょうでんきん)・梨状筋(りじょうきん)がつく。→小転子