だ‐たい【大体】
[副]《「だいたい」の音変化》もともと。どだい。「おいらは—職人だから」〈洒・南閨雑話〉
たま‐むすび【魂結び】
魂がからだから浮かれ出るのを結びとどめるまじない。また、「袋草紙」によると、人魂に出会ったときは、「魂は見つ主は誰とも知らねども結びとどめよ下がひのつま」という歌を三度唱え、男は左、女は右の褄(...
だ‐もんで
[接]《「だもので」の音変化》それで。だから。「昨夜は飲み過ぎた。—調子が悪い」
たい‐ふく【大腹/太腹】
[名・形動] 1 おおきなはら。ふといはら。 2 度量の大きいこと。また、そのさま。「—な先生の事だから」〈真山・家鴨飼〉
つっ‐かけ【突っ掛け】
1 足の爪先のほうをひっかけるようにして履く手軽な履物。木・ゴム・ビニールなどのサンダルの類。 2 何の前触れもなく、だしぬけにすること。「大変な大入だから到底—に行ったって這入れる気遣はない」...
つり‐かえ【釣(り)替え】
《「つりがえ」とも》とりかえること。交換。「金子(かね)と—でなければ議案を通さないという暴利屋(ぼりや)だから」〈魯庵・社会百面相〉
ついて‐は【就いては】
[接]前に述べた事柄から、次に述べようとする事柄が起こるか、または必要となる旨を示すときに用いる語。したがって。よって。それだから。「会議を行います。—午前10時に御参集ください」
ちょう‐じゃ【長者】
1 《「ちょうしゃ」とも》年上の人。また、目上の人。年長者。 2 《「ちょうしゃ」とも》徳のすぐれている人。また、穏やかな人。「そこは温厚の—だから、別段激した様子もなく」〈漱石・吾輩は猫である...
たじょう‐たこん【多情多恨】
[名・形動]感じやすいために、うらんだり悔やんだりする気持ちの多いこと。また、そのさま。「芸術家は本来—だから」〈漱石・吾輩は猫である〉 [補説]書名別項。→多情多恨
たい‐しゅう【体臭】
1 からだから発散するにおい。皮膚の汗腺や皮脂腺からの分泌物などによる。 2 作品などを通して感じられる、作者の独特な個性。「—がにじみでた文体」「—のない雑誌」