だきいし‐そう【抱(き)石葬】
先史時代の埋葬の一形式。死者の胸か腹に石塊をのせたもの。死者の悪霊のはたらきを防ぐためとする説がある。
だき‐いね【抱(き)稲】
紋所の名。葉のついた稲を左右から丸く向かい合わせた形を描いたもの。
だき‐うば【抱(き)乳母/抱き姥】
子守りだけをする乳母。乳乳母(ちちうば)・本乳母(ほんうば)に対していう。
だき‐おこ・す【抱(き)起(こ)す】
[動サ五(四)]抱いて起こす。かかえて起こす。「病人を—・す」
だき‐おもだか【抱き沢瀉】
紋所の名。沢瀉の葉を2枚向かい合わせ、その中に花を入れたもの。
だき‐おろ・す【抱(き)下ろす】
[動サ五(四)]抱いて下へおろす。「子供を車から—・す」
だきかえり‐けいこく【抱返渓谷】
秋田県中東部にある渓谷。田沢湖の南、雄物川支流の玉川中流に約14キロメートル続き、「東北の耶馬渓(やばけい)」とよばれる景勝地。名の由来は、かつては道が狭く、往来する人が抱き合ってくるりと回って...
だき‐かか・える【抱き抱える】
[動ア下一][文]だきかか・ふ[ハ下二]腕でかかえ持つ。腕をまわして落ちないように支え持つ。「けが人を—・える」
だき‐かご【抱(き)籠】
「竹夫人(ちくふじん)」に同じ。
だき‐がしわ【抱き柏】
紋所の名。柏の葉が左右に向かい合った形を描いたもの。