みっ‐そう【密葬】
[名](スル)ひそかに死者を葬ること。特に、身内だけで内々に葬式をすること。また、その葬式。「親族だけで—する」→本葬 [補説]本来は、身内だけで簡単な葬儀を行い火葬もすませること。後日、死亡通...
かた‐くち【片口】
1 一方の人だけの言い分。「—では事の真相はわからない、と思い返して」〈里見弴・安城家の兄弟〉 2 一方にだけつぎ口のある長柄の銚子。 3 一方にだけつぎ口のある鉢。 4 馬の口取り縄を、左また...
ひと‐り【一人/独り】
[名] 1 人数が1であること。一個の人。いちにん。「—に一つずつ配る」「乗客の—」 2 仲間・相手がいなくて、その人だけであること。単独。「—で悩む」「—でいるのが好きだ」 3 他の人の助け...
フィルター【filter】
1 液体や気体の中の不要物を通過させない装置。濾過(ろか)器。濾過装置。「—付きタバコ」 2 色ガラスなどを用いて、ある波長の光だけを透過させる装置。写真撮影に用いる。濾光(ろこう)器。濾光板。...
くち‐さき【口先】
1 口の先端。「—をとがらせる」 2 本心でないうわべだけの言葉。ただ口でだけ言っている言葉。また、ものの言い方。「—だけの約束」「—で人を言いくるめる」「—のうまい人」
万緑(ばんりょく)叢中(そうちゅう)紅(こう)一点(いってん)
《王安石「詠柘榴詩」から。あたり一面の新緑の中に赤い花が一輪だけ咲いている意》 1 多くの男性の中に、一人だけ女性がいることのたとえ。紅一点。 2 多くのものの中に、ただ一つだけ目立つものがまじ...
きき‐かじ・る【聞き齧る】
[動ラ五(四)]物事の一部分、またはうわべだけを聞いて知る。ちょっと聞いただけの知識を持つ。「新しい学説を—・っただけの議論」
ひた‐すら【只管/一向】
[形動][文][ナリ]そのことだけに意を用いるさま。もっぱらそれだけを行うさま。「—な思い」「—に弁解する」 [副] 1 ひとすじに。いちずに。「—研究にいそしむ」「—無事を祈る」 2 まっ...
ひとり‐あるき【一人歩き/独り歩き】
[名](スル) 1 連れもなく、ただ一人だけで歩くこと。「深夜の—は危険だ」 2 他人の助けを借りずに自力で歩くこと。「子供が—するようになる」 3 自分の力だけで生活・仕事をすること。ひとりだ...
これ‐ばかり【此れ許り/是許り】
1 目の前に示されている分量・程度。多く、その少ないことを強調していうのに用いる。こんな程度。これっぱかり。「—の金では足りない」 2 このことだけ。このものだけ。これだけ。「—はお許しください...