きわぎわ・し【際際し】
[形シク]物のけじめがはっきりしているさま。きわだっている。「さても、—・しかりける心かな」〈枕・二九三〉
きま・る【決(ま)る/極まる】
[動ラ五(四)] 1 不確か・未決定であった物事が最終的にはっきりして、動かない状態になる。さだまる。決定する。「方針が—・る」「有罪と—・る」 2 変わらないで同じである。一定している。「毎朝...
かん‐けん【管見】
《細い管(くだ)を通して見る意》 1 狭い見識。視野の狭い考え方。「—にとらわれる」 2 自分の知識・見解・意見をへりくだっていう語。
かんし‐もう【監視網】
広い範囲を見落としのないように組織だって監視すること。「—を張る」
き‐しょう【奇峭】
[名・形動]山などが険しくそびえ立っていること。また、物事がきわだって鋭いこと。また、そのさま。「越後境の連山、或は—、或は雄偉」〈蘆花・自然と人生〉 「彼も一種の—な性格である」〈鴎外・ヰタ‐...
きっかり
[副] 1 時間・数量などが正確で過不足のないさま。かっきり。ちょうど。「—約束の時間に来る」「五キロ—の荷物」 2 きわだって、はっきりしているさま。くっきり。「—と日蔭を限って解け残った霜が...
おや‐じ【親父/親仁/親爺】
1 自分の父親を親しんで、また、他人に対してへりくだっていう語。⇔おふくろ。 2 中年または老齢の男や、他人の父親をいう語。「隣の—」 3 店の主人。「飲み屋の—」 4 部下がその集団の長を親し...
お‐とも【御供/御伴】
[名](スル) 1 目上の人などに、つき従っていくこと。また、その人。同行することをへりくだっていうのにも用いる。「そこまで私も—します」 2 料亭などで、帰る客のために呼ぶ車。「—が参りました」
ぐ【愚】
[名・形動]おろかなこと。ばかげたこと。また、そのさま。「—を犯す」「—な男」「尾鰭(おひれ)を附けて—な評判をしておった」〈魯庵・社会百面相〉
[代]一人称の人代名詞。自分のことをへりくだ...
いや‐ちこ【灼然】
[形動ナリ] 1 神仏の利益(りやく)や霊験などのあらたかなさま。「かく—なる奇瑞侍れば」〈読・弓張月・残〉 2 際だって明らかなさま。「理実(ことわり)—なり」〈神武紀〉