カウチン‐セーター【Cowichan sweater】
《カナダのカウチンインディアンが作ったところから》脱脂していない羊毛糸とアメリカスギの皮繊維を混紡した糸を用いた、手編みのセーター。防水・防寒性にすぐれ、自然な色調と動物模様などを特徴とする。
かいぜい‐やくしょ【改税約書】
慶応2年(1866)、江戸幕府がイギリス・フランス・アメリカ・オランダの四国と結んだ貿易約書。安政の仮条約の関税引き下げについて、外国の強い要求により締結。これによって欧米の日本市場への進出が決...
絵事(かいじ)は素(そ)を後(のち)にす
《「論語」八佾(はちいつ)から。「素」は白色の意》絵を描くとき、さまざまな色を塗ったあと、最後に白粉を用いて色彩を鮮明にして浮き立たせるように、人間もさまざまな教養を積んだのち礼を学べば、教養が...
オランダ‐びょう【オランダ病】
天然資源の輸出拡大が国内製造業を衰退させる現象。外貨収入が急増し、一時的に好況を呈するが、自国通貨の高騰や労働者賃金の上昇を招き、製造業の国際競争力が低下。経済が悪化し、失業率が高まる。1970...
オランダ‐ご【オランダ語】
インド‐ヨーロッパ語族の西ゲルマン語派に属する言語。ドイツ語・英語と特に近い関係にある。オランダのほか、ベルギー北部、旧オランダ植民地である南アメリカのスリナムなどでも話されている。
がく‐がく
[副](スル) 1 固定されていないで緩んでいるさま。ぐらぐら。「奥歯が—する」 2 寒さや恐ろしさ、疲労などで、からだの一部が小刻みに震えるさま。「脚が—(と)震える」「ひざが—する」
[...
おく‐せつ【憶説/臆説】
根拠のない、推測に基づく意見。「ただの—にすぎない」
おこ・る【起(こ)る】
[動ラ五(四)] 1 今までなかったものが新たに生じる。おきる。「静電気が—・る」「さざ波が—・る」 2 ㋐自然が働きや動きを示す。おきる。「地震が—・る」「洪水が—・る」 ㋑平常と異なる状態や...
おかし・い
[形][文]をか・し[シク] 1 (「可笑しい」と当てても書く)普通とは違うところがあって笑いたくなるさま。 ㋐珍妙な言動・状況などがおもしろくて、思わず笑いたくなる。こっけいである。「この漫画...
お‐せせ
《「おせわ(世話)」の変化という》よけいな世話を焼くこと。おせっかい。「きつい—だの」〈滑・浮世風呂・三〉