だみ【彩】
1 金泥(きんでい)・銀泥で彩色すること。「—漆(うるし)」 2 「彩潰(だみつぶ)し」の略。
だみ‐え【彩絵/濃絵】
1 極彩色と金箔・銀箔を併用した、強烈な色彩効果をもつ障屏画(しょうへいが)。桃山時代に隆盛をみた。 2 濃彩を施した絵。
だみ‐ごえ【訛み声/濁声】
低く歯切れの悪い耳ざわりな声。また、なまりの強い声。
だ‐みそ【駄味噌】
つまらない自慢話。手前味噌。「悪口を腹さんざ言った後が—の拳(けん)だらう」〈滑・浮世風呂・三〉
だみ‐つぶし【彩潰し】
蒔絵(まきえ)の技法の一。彩刷毛(だみばけ)・地塗り筆で塗りつぶすこと。
だ‐みん【惰眠】
なまけて眠ること。転じて、何もしないで怠けていること。活気のまるでないこと。「突如としてその—から覚めた」〈芥川・葱〉
惰眠(だみん)を貪(むさぼ)・る
なまけて眠ってばかりいる。なすべきことをしないで、いいかげんに暮らしている。
ダミー【dummy】
1 本物の替わりとなるもの。見本。模型。また、模造品。 2 モデル人形。替え玉人形。映画のトリック撮影、衝突や落下などの実験、射撃やフットボールの練習などに用いる。 3 洋装店などで、衣装を着せ...
ダミー‐ガバメント【dummy government】
ある国の思いのままにあやつられる政権。傀儡(かいらい)政権。 [補説]英語では、puppet governmentのほうが普通。
ダミー‐ヘッド【dummy head】
樹脂やスポンジ状の材質で作られた、人間の頭の形をした録音器。耳のところにマイクを取り付けて録音を行うと、再生したときに臨場感が得られる。