だん‐の‐うら【壇ノ浦】
山口県下関市、早鞆(はやとも)の瀬戸の北岸一帯。源平合戦最後の戦場として知られる。→壇ノ浦の戦い 物事の悲劇的な結末のたとえ。
だんのうらかぶとぐんき【壇浦兜軍記】
浄瑠璃。時代物。五段。文耕堂・長谷川千四合作。享保17年(1732)大坂竹本座初演。近松門左衛門の「出世景清」の改作。三段目口(くち)の「阿古屋(あこや)の琴責(ことぜめ)」のくだりが有名。
だんのうら‐の‐たたかい【壇ノ浦の戦い】
寿永4年(1185)壇ノ浦で行われた源平最後の合戦。平氏は源義経を総大将とする源氏の軍に敗れ、安徳天皇は二位尼(平時子)とともに入水、大将平宗盛も捕らえられ、平氏は滅亡。
だんのつ【檀越】
「だんおつ」の連声(れんじょう)。
ダンハム【Dunham】
⇒ダナム
だん‐はらみつ【檀波羅蜜】
《「だんばらみつ」とも。「檀」は布施の意》六波羅蜜の一。悟りを得るために、他人に財宝・真理を施す修行。布施波羅蜜。
だん‐ばく【段瀑】
水の落ち方から見た滝の分類の一。落ち口から流れ出た水が、途中で岩などにぶつかって段を作りながら落下する滝のこと。二つ段のあるものを二段瀑、三つのものを三段瀑という。→直瀑
だん‐ばしご【段梯子】
幅の広い板をつけたはしご状の階段。
だん‐ばた【段畑】
「段段畑(だんだんばたけ)」に同じ。
だん‐ばな【段鼻】
鼻筋に高低の段がついた鼻。