だんりん‐じ【檀林寺】
京都市右京区嵯峨にあった寺。承和年間(834〜848)檀林皇后により創建、開山は唐僧義空。室町時代、京都尼寺五山の一となったが、廃絶。その地に足利尊氏が天竜寺を建てた。
だんりんとっぴゃくいん【談林十百韻】
江戸前期の俳諧集。2冊。田代松意編。延宝3年(1675)刊。松意ら江戸の俳人が西山宗因の発句を巻頭に興行した九吟百韻10巻を収める。談林派俳風を興す契機となった書。
だんりん‐は【談林派】
⇒談林風
だんりん‐ふう【談林風】
大坂の西山宗因を中心に延宝年間(1673〜1681)に盛行した俳諧の一派。また、その俳風。貞門一派の伝統的な方式に対し、奇抜な俳風で自由な表現形式をとった。蕉風(しょうふう)が興るとともに衰退。...
ダンルース‐じょう【ダンルース城】
《Dunluce Castle》英国、北アイルランド北部、コーズウエー海岸にある城。アントリム州の町ポートラッシュの東約5キロメートルに位置する。14世紀以前に建造され、元は要塞として使われてい...
ダン‐レアリー【Dún Laoghaire】
アイルランドの首都ダブリンの南郊にある港町。英国ウェールズのホリーヘッドと航路で結ばれており、海上交通の玄関口。国立海事博物館がある。ダンレアレ。
だん‐れつ【断裂】
[名](スル)切れて裂けること。「靭帯(じんたい)—」
だん‐れん【団練】
中国の郷村の住民による武装自警組織。唐・宋代に起こり、清代に盛行。団防。
だん‐ろ【暖炉/煖炉】
火をたいて部屋を暖める炉。特に、壁に設けたもの。《季 冬》「一片のパセリ掃かるる—かな/不器男」
だんろ‐き【断路器】
高電圧の電気回路に使われるスイッチ。回路に電流が流れていない状態で、回路の開閉を行うために使用する。変電所などで送電系統を切り替えたり、保守点検を行う際に機器を回路から確実に切り離したりするため...