ちぎりき【千切木】
狂言。連歌の集まりをじゃましてたたき出された太郎が、女房に励まされて一同の家々へ仕返しに行き、相手が居留守を使うととたんにいばる。
ちぎり‐パン【千切りパン】
手で千切りやすいようくびれが入った、棒状または平板状のパン。
契(ちぎ)りを交(か)わ・す
互いに約束する。特に、男女が夫婦になることを約束する。「固く—・した仲」
契(ちぎ)りを籠(こ)・む
夫婦の交わりを結ぶ。「浦人に—・め、この男子(をのこ)をまうけしゆゑ」〈浄・国性爺〉
契(ちぎ)りを結(むす)・ぶ
互いに約束する。特に、夫婦の約束をする。
ちぎ・る【契る】
[動ラ五(四)] 1 固く約束する。「盟友を—・る」 2 夫婦の約束を結ぶ。「二世(にせ)を—・る」 3 男女が肉体的な関係を結ぶ。「男と—・る」
ち‐ぎ・る【千切る】
[動ラ五(四)] 1 手などでこまかに切り離す。こまかにばらばらにする。「花びらを—・る」 2 もぎとる。むしりとる。「つきたての餅を—・る」 [可能]ちぎれる [動ラ下二]「ちぎれる」の文...
ちぎれ‐ぐも【千切れ雲】
細かくちぎれた雲。ちぎれちぎれの雲。
ちぎれ‐ちぎれ【千切れ千切れ】
[形動][文][ナリ]いくつもにちぎれているさま。きれぎれ。「—な記憶をつなぎ合わせる」
ちぎれ‐ふで【千切れ筆】
使い古して穂先がすり切れた筆。禿筆(とくひつ)。