ちゃら‐ちゃら
[副](スル) 1 小さな金属片などが互いに触れあったり、他の堅い物に当たったりしてたてる音、またそのさまを表す語。「鍵束を—(と)いわせる」「雪駄(せった)を—(と)させて歩く」 2 多弁なさ...
ちゃらっ‐ぽこ
口から出まかせのうそ。また、それを言う人。ちゃらぽこ。「随分—を言う人なんですから」〈紅葉・金色夜叉〉
ちゃら‐つか・す
[動サ五] 1 ちゃらちゃらと音をさせる。「小銭を—・す」 2 出まかせを言って相手をおだてる。冗談を言ってふざける。「むかふの気にあふやうに万事気をきかして、—・すもんじゃさかい」〈滑・大師めぐり〉
ちゃら‐ぽこ
「ちゃらっぽこ」に同じ。「古着屋めを—ではぐらかして」〈滑・膝栗毛・七〉
ちゃら‐めか・す
[動サ四]出たらめを言ってうまくごまかす。ちょろまかす。「駕籠舁どもが銭を一本—・し」〈新内・道中膝栗毛〉
ちゃ‐らん【茶蘭】
センリョウ科の常緑低木。葉は茶の葉に似る。5、6月ごろ、黄色で粟粒ほどの花が穂状に咲く。花は香りがよく、茶に香気をつけるのに用いる。中国南部の原産。観賞用。
チャラン‐カノア【Chalan Kanoa】
マリアナ諸島、サイパン島南西部の町。ススペの南郊に位置する。日本統治時代には製糖業で栄えた。マウントカーメル大聖堂がある。
チャランケ
《アイヌ語》アイヌ社会で、秩序維持のための談判。議論をたたかわせて是非を決め、秩序に反したと決まった者に賠償を負わせるもの。
チャランゴ【(スペイン)charango】
南アメリカのアンデス地方の民族楽器。リュート属の弦楽器で、胴はアルマジロの甲羅で作る。
ちゃらん‐ぽらん
[名・形動]いいかげんで無責任なこと。また、そのさま。「—を言う」「—な仕事」