ちゅう‐ざん【中山】
琉球王国の異称。中国側からの呼称。小国家の中山が北山・南山を滅ぼし統一王朝を樹立したことからの名。
ちゅうざんでんしんろく【中山伝信録】
《「中山」は琉球の異称》中国の地誌。6巻。徐葆光(じょほうこう)著。1721年成立。前年に清の外交使節として訪れた琉球の見聞を、皇帝への報告書としてまとめたもの。琉球の研究資料として知られる。
ちゅうざん‐りょう【中山陵】
《「中山」は孫文の号》中国の政治家孫文の墓。1929年国民党政府が南京郊外紫金山の中腹に造営したもの。
ちゅう‐し【中使】
宮中からの使者。勅使。「暫く御座有りけるが、—頻りに至って」〈太平記・三九〉
ちゅう‐し【中指】
なかゆび。
ちゅう‐し【中止】
[名](スル)中途でやめること。また、計画を取りやめにすること。「雨で試合が—になる」「取引を—する」「発売—」
ちゅう‐し【中祀】
律令制で、祭りの前3日間を潔斎して行う祭祀。祈年祭・月次(つきなみ)の祭り・神嘗(かんなめ)祭・新嘗祭(しんじょうさい)・賀茂の祭りなど。→小祀 →大祀(たいし)
ちゅう‐し【忠士】
主君や国家に忠義を尽くす人。
ちゅう‐し【忠死】
[名](スル)忠義のために死ぬこと。「国家のために—する武士の」〈鴎外・堺事件〉
ちゅう‐し【注視】
[名](スル)注意深くじっと見ること。「事の成り行きを—する」「全員の—を浴びる」