ちゅう‐どう【中道】
1 一方にかたよらない穏当な考え方・やり方。中正な道。「—を歩む」「—を旨とする」 2 物事の進行のなかほど。達成する途中。「志むなしく—で倒れる」 3 富士山の中腹をめぐる道。また、その道をめ...
ちゅう‐どう【中胴】
1 弓道の胴造り(矢を射る前の姿勢づくり)で、上体が揺らがず正しく立っている状態。 2 飛行機やシールド(掘進機)など筒状の胴体をもつ機械類の、中ほどの部分。
ちゅう‐どうじ【中童子】
寺で、給仕や高僧の外出時の供などの雑用に使った12、3歳の少年。→大童子「鮮やかなる—、大童子、しかるべき大衆あまた御供して」〈義経記・六〉
ちゅうどう‐せいじ【中道政治】
二つの対立する勢力のどちらかにかたよらず、中正を旨とする政治。特に、右派・左派のいずれにもかたよらない政治。
ちゅう‐どおり【中通り】
1 中くらいの程度。中間の位。「腰元、—の女までも皆色めきて」〈浮・男色大鑑・八〉 2 歌舞伎役者の階級。江戸での呼称で、名題(なだい)役者の次、下回りの上に位する。中役者。
ちゅう‐どく【中毒】
[名](スル) 1 生体内に入った薬物・毒物や生体内の代謝産物によって病態や機能障害が生じること。経過から慢性と急性とに分けられる。どくあたり。「食い合わせで—する」「ガス—」 2 置かれた状況...
ちゅうどく‐がく【中毒学】
⇒毒物学
ちゅうどく‐しん【中毒疹】
体内で生成されたり、食物や薬剤として体内に入ったりした毒性物質によって、皮膚や粘膜に生じる発疹。
ちゅうどく‐りょう【中毒量】
中毒症状のあらわれる薬物などの量。危険量。
ちゅう‐どし【中年】
江戸時代、20歳ころから年季奉公に出ること。暖簾(のれん)分けなどを許されないことが多い。「—三年の気詰まり」〈浮・新色五巻書・五〉