ちゅう‐ろく【中肋】
葉の中央を縦に通っている太い葉脈。主脈。
ちゅう‐ろくてん【中六天/宙六天】
1 空中。宙。 2 物を見ないで、そらで覚えていること。「この里の事は—に」〈浮・常々草〉
中六天(ちゅうろくてん)に括(くく)・る
おおざっぱに扱う。大まかに考える。中括(ちゅうぐく)りをする。「諸分(しょわ)け—・り、あまりさきぐりを仕掛けしに」〈浮・置土産・一〉
ちゅうろん【中論】
仏教書。4巻。竜樹(りゅうじゅ)の「偈頌(げじゅ)(根本中頌)」を青目(しょうもく)が注釈、鳩摩羅什(くまらじゅう)が漢訳したもの。竜樹の初期の作とされ、因縁によって生じたものはすべて空であると...
ちゅう‐わ【中和】
[名・形動](スル) 1 性格や感情がかたよらないで穏やかであること。また、そのさま。「一に無偏無党の—ならざるはなし」〈利光鶴松・政党評判記〉 2 性質の異なるものが、互いに融和してそれぞれの...
ちゅうわ‐いん【中和院】
⇒ちゅうかいん(中和院)
ちゅう‐わきざし【中脇差】
中程度の長さの脇差。旅行時などに町人が護身用として差すことを許された。
ちゅうわ‐しじやく【中和指示薬】
⇒酸塩基指示薬
ちゅうわ‐てきてい【中和滴定】
酸の標準液を用いて塩基を、または塩基の標準液を用いて酸を滴定すること。
ちゅうわ‐てん【中和点】
酸とアルカリとが当量ずつ反応し終えた段階。中和の当量点。