ちゅうねん‐もの【中年者】
1 中年の人。 2 青年期になってから年季奉公や芸人の世界に入った人。ちゅうどし。「—は芸人ばかりではない」〈荷風・腕くらべ〉
ちゅう‐のう【中脳】
脊椎動物の脳の一部。間脳の後方、小脳・橋(きょう)の上方にある。中脳蓋(がい)と大脳脚とに分かれ、間を中脳水道が通る。中脳蓋は上下二対の隆起をなすので四丘体(しきゅうたい)ともよばれ、上丘は視覚...
ちゅう‐のう【中農】
中規模の農業を営む家。
ちゅう‐のう【中濃】
《美濃中部の意》岐阜県中南部の地域の称。可児(かに)市・関市などがある。→東濃 →西濃 「中濃ソース」の略。
ちゅうのう‐ソース【中濃ソース】
ウースターソースと濃厚ソースの中間くらいのとろみがあるソース。JAS(ジャス)(日本農林規格)では、粘度が0.2パスカル秒以上、2.0パスカル秒未満のものをいう。
ちゅう‐の‐まい【中の舞】
1 能の舞事(まいごと)の一。序の舞と急の舞との中間の速度でまう舞。また、その囃子(はやし)。美女・喝食(かっしき)などの舞うものと、妖精・天女などの舞うものとがある。 2 歌舞伎の下座音楽の一...
ちゅう‐のり【中乗】
謡曲のリズムの型の一。2音節に1拍をあてるもので、切れのよい躍動的な効果をもつ。修羅物・鬼畜物などで戦闘や苦患(くげん)のさまをあらわす場面などに用いる。修羅のり。→大乗(おおのり) →平乗(ひ...
ちゅう‐のり【宙乗り】
歌舞伎で、役者の身体を宙に吊(つ)り上げて、舞台や花道などの上を移動させる演出。また、その装置。妖怪・妖術使いなどに用いる。上方では宙吊りという。
ちゅう‐は【中波】
波長が100〜1000メートル、周波数300〜3000キロヘルツの電波。ラジオ放送や近距離の海上通信に使用。ヘクトメートル波。MF(medium frequency)。→短波 →長波1
ちゅう‐は【中破】
[名](スル)中程度の破損。修理によって再び使用が可能になる程度の破損。「事故で車が—する」→大破 →小破