いし‐ばち【石鉢】
石をくりぬいてつくった鉢。手水鉢(ちょうずばち)などに使う。
うち‐ちょう・ず【打ちちょうず】
[動サ変]たたいてこらしめる。「この翁丸(おきなまろ)—・じて、犬島へつかはせ」〈枕・九〉 [補説]「ちょうず」は「懲ず」とも「調(てう)ず」とも考えられる。
うばめ‐がし【姥目樫/姥芽櫧】
ブナ科の常緑小高木。暖地の海岸近くの山中に自生。葉は長楕円形で、堅い。5月ごろ、雄花と雌花とをつける。実は食用。材は備長炭(びんちょうずみ)の原料。名は、若葉が褐色であるところに由来。うまめがし...
えぼし‐かけ【烏帽子掛(け)/烏帽子懸(け)】
1 烏帽子が脱げないように、後部の風口(かざくち)につけて後頭部で結んだり、頂上からかけてあごの下で結んだりする紐(ひも)。武士の折烏帽子では組緒を用い、頂頭(ちょうず)掛けという。 2 烏帽子...
おちょうず‐の‐ま【御手水の間】
⇒手水(ちょうず)の間(ま)
かがみ‐いし【鏡石】
1 表面が滑らかでつやがあり、ものの影がよく映る石。鏡岩。 2 手水鉢(ちょうずばち)の前に置く石。
こうらい‐がき【高麗垣】
袖垣(そでがき)の一。竹や葭(よし)などをあらい菱格子(ひしごうし)に組んだもので、多く手水鉢(ちょうずばち)の後ろに設ける。
ご‐いり【後入り】
茶事で、客が初座のあと、中立ちを経て、後座の茶席につくこと。改めて手水(ちょうず)を使い、床を拝見する。あといり。のちいり。→初入り
しば‐ちょうず【柴手水/芝手水】
神仏を拝むときや山野で手水を使うとき、水の代わりに草や木の葉を用いること。→空手水(からちょうず)
しゅっちょう‐ずきん【出張頭巾】
⇒首丁頭巾(しゅちょうずきん)