塵塚(ちりづか)に鶴(つる)
つまらない所に、不似合いにすぐれたものがあることのたとえ。掃き溜(だ)めに鶴。
ちりてき‐ひょうじ【地理的表示】
原産地と結びついた品質や社会的評価を備えている産品に付される、産地を特定する表示。発泡性ワインの「シャンパン」やチーズの「ロックフォール」など。GI(geographical indicatio...
ちりてきひょうじ‐ほう【地理的表示法】
《「特定農林水産物等の名称の保護に関する法律」の通称》農林水産物や食品の品質や社会的評価が産地と結びついていることを示す地理的表示を知的財産として保護することを定めた法律。平成26年(2014)制定。
ちりてきひょうじ‐ほごせいど【地理的表示保護制度】
産地と結びついた品質や社会的評価を備えた農林水産物や食品に付される地理的表示を知的財産として保護する制度。GI(geographical indications)制度。
ちり‐とり【塵取り】
1 掃き集めたちりやごみをすくいとる道具。ごみとり。 2 「塵取り輿(ごし)」の略。
ちりとり‐ごし【塵取り輿】
腰輿(たごし)の簡略なもの。高欄だけで屋形のないもの。塵取り。
ちりとり‐なべ【塵取り鍋】
ステンレス製の角形の鍋に野菜・もつ・牛肉などを入れ、辛みのある味噌だれで煮た料理。韓国料理の味つけをもとに日本で考案されたもので、名称は、鍋の形状がちりとりに似ることから。
ちり‐なべ【ちり鍋】
「ちり」に同じ。《季 冬》「—やぎんなん覗く葱の隙/友二」
塵(ちり)に継(つ)・ぐ
先人のあとを継ぐ。「—・げとやちりの身につもれることを問はるらむ」〈古今・雑体〉
塵(ちり)に同(どう)・ず
《「老子」四章から》俗世間の人と交わる。塵に交わる。→和光同塵「権者の光を和げ、—・ずるもあるらん」〈貞享版沙石集・九〉