つう‐べん【通弁/通辯】
[名](スル)「通訳」の古い言い方。「座興に化物を出して見すべしとの事なりと—すれば亭主興に入りて」〈紅葉・二人むく助〉
つう‐ほう【通宝】
《世間に通用する宝の意》広く一般に流通する貨幣。貨幣の表面に「寛永通宝」のように鋳込んだ。
つう‐ほう【通法】
1 一般に通じる法規や法則。 2 二つ以上の単位で表された数量を一つの単位で表すこと。1分30秒を90秒に直す類。
つう‐ほう【通報】
[名](スル)情報・ニュースなどを告げ知らせること。また、その知らせ。「警察に—する」「気象—」
つうほう‐じしょう【通報事象】
⇒特定事象
つう‐ぼう【通謀】
[名](スル)相手方とあらかじめ示し合わせて事をたくらむこと。共謀。「—して虚偽の申し立てをする」
つう‐ぼう【痛棒】
1 座禅のときに、師が心の定まらない者を打ちこらすのに用いる棒。警策(きょうさく)。 2 手ひどい𠮟責(しっせき)。また、痛烈な打撃。「己れの肉体に—を喫したことはないが」〈谷崎・春琴抄〉
痛棒(つうぼう)を食(く)らわ・す
手ひどくしかってこらしめる。「悪徳商法に—・す」
つう‐めい【通名】
(戸籍上の名前・本名などに対し)世間に通じる名前・名称。通称。通り名。
つう‐や【通夜】
1 夜どおし。一晩じゅう。「—の宴」「—運行」 2 ⇒つや(通夜)