ろく‐ちじ【六知事】
禅宗寺院で、雑事や庶務をつかさどる六つの役職。都寺(つうす)・監寺(かんす)・副寺(ふうす)・維那(いの)・典座(てんぞ)・直歳(しっすい)の総称。
ごきょう‐はかせ【五経博士】
前136年、中国漢の武帝が董仲舒(とうちゅうじょ)の建言により、五経を教授し、文教をつかさどるために制定した学官。
こくむ‐だいじん【国務大臣】
広義では、内閣を構成する内閣総理大臣とその他の大臣。狭義では、内閣総理大臣によって任命され、国務をつかさどる大臣。各省庁の大臣と無任所大臣とがある。
こうもく‐てん【広目天】
《(梵)Virūpākṣaの訳。音写は毘留羅叉・毘婁博叉》四天王の一。十六善神の一。西方にあって仏法を守護する。悪人を罰して仏心を起こさせることをつかさどる。像はふつう、甲冑(かっちゅう)をつけ...
ごぜん‐ばん【御膳番】
主君の食事のことをつかさどる役。「—は不調法なれど、わたしらに仰せ付けられませ」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉
ごこく‐の‐かみ【五穀の神】
五穀をつかさどる神。稚産霊命(わかむすびのみこと)・倉稲魂命(うかのみたまのみこと)・保食神(うけもちのかみ)をさす。
こ‐だま【蚕霊/蚕玉】
蚕の神。養蚕をつかさどる神。
さか‐びと【酒人/掌酒】
神に供える酒の醸造をつかさどる人。「高橋の邑の人活日(いけひ)を以て大神の—とす」〈崇神紀〉
さ‐かん【佐官】
1 軍人の階級で、大佐・中佐・少佐の総称。将官の下、尉官の上。 2 僧官の一。記録などをつかさどる。僧綱(そうごう)の録事。
さい【宰】
[常用漢字] [音]サイ(呉)(漢) 1 切って料理する。料理人。「庖宰(ほうさい)」 2 つかさどる。取り仕切る。「宰領/主宰」 3 つかさ。長。「宰相/家宰・太宰(たいさい・だざい)」 [名...