こう‐しょく【后稷】
中国古代の官名で、農事をつかさどる長官。 中国、周王朝の始祖とされる伝説上の人物。姓は姫(き)、名は棄(き)。母親の姜原(きょうげん)が巨人の足跡を踏み、妊娠して生まれたといわれる。農耕を好...
こうし‐ばん【格子番】
鎌倉幕府の職名。営中に宿直して、格子の開閉をつかさどる役。格子上下役(こうしあげおろしやく)。
こう‐しょう【綱掌】
僧職の一。法会の儀式をつかさどる僧の役名。
こう‐い【更衣】
1 衣服を着替えること。ころもがえ。「—室」 2 平安時代、女御(にょうご)に次ぐ後宮の女官。天皇の衣替えをつかさどる役であったが、のち、寝所に奉仕するようになった。「女御—あまたさぶらひ給ひけ...
けんろう‐じしん【堅牢地神】
大地をつかさどる神。万物を支えて堅牢であるところからいう。地天(じてん)。「喚(をめ)き叫ぶ声梵天までも聞え、—も驚くらんとぞ覚えける」〈平家・一〉
ざこつ‐しんけい【座骨神経】
腰髄と仙髄から出て骨盤の後壁を下り臀部(でんぶ)から下肢に分布する、からだの中で最も長く太い神経。下肢の屈曲をつかさどる。
さほ‐ひめ【佐保姫】
1 春をつかさどる神。佐保山は奈良の都の東方にあり、方角を四季に配すれば春にあたるところからいう。春の女神。佐保神。さおひめ。《季 春》「—の眠や谷の水の音/東洋城」→竜田姫(たつたひめ) 2 ...
けいし‐ちょう【警視庁】
東京都を管轄区域として、管内の警察行政をつかさどる官庁。東京都公安委員会が管理し、警視総監を長とする。明治7年(1874)設置され、昭和29年(1954)現行の体制となる。
し‐ずい【歯髄】
歯髄腔を満たしている線維性の結合組織。血管・リンパ管・神経に富み、歯の栄養をつかさどる。
し‐ぞう【祗承】
奈良・平安時代、勅使が地方に下向したときの供応などをつかさどること。また、その役人。