つかい‐で【使い出/遣い出】
使って感じられる量の多さ。十分に使えたと感じられるほどの分量。「大きいわりには—がない」
つか‐いと【柄糸】
刀の柄に巻く組糸。
つかい‐どころ【使い所】
そのものを使うのに適当な方面。適当な用途。「才能の—を誤る」
つかい‐なら・す【使い慣らす/使い馴らす】
[動サ五(四)]いつも使って、物をその作業などになれさせる。「よく—・したグローブ」
つかい‐な・れる【使い慣れる/使い馴れる】
[動ラ下一][文]つかひな・る[ラ下二]長い間使って、その使い方などになれる。「—・れた辞書」
つかい‐にっき【遣ひ日記】
毎日の金銭の支出を記入する帳面。「万事の払ひ十両までは入らずと、—をお目にかくる」〈浮・二十不孝・一〉
つかい‐ばしり【使い走り】
[名](スル)《「つかいはしり」とも》用事を命じられてあちこちに使いに行くこと。また、その人。使い歩き。「選挙事務所で—する」
つかいはたしてにぶきょうげん【尽用而二分狂言】
黄表紙。曲亭馬琴作。寛政3年(1791)、京伝門人大栄山人の筆名で刊行。角書は「廿日余四拾両(はつかあまりにしじゅうりょう)」。
つかい‐はた・す【使い果(た)す/遣い果(た)す】
[動サ五(四)]全部使ってしまう。残らず使ってしまう。「あり金を—・す」
つかい‐はやま【使い早馬】
《「はやま」は、はやうまの意》方々を走りまわって早く使いを果たすこと。また、その人。「家来同様に畑をうなったり庭を掃いたり、—もして」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉