おお‐づかみ【大掴み】
[名・形動](スル) 1 手のひらを大きく広げてつかみ取ること。 2 物事の大体をとらえること。また、そのさま。大ざっぱ。「事件の経過を—に説明する」
おおげつひめ‐の‐かみ【大宜都比売神/大気都比売神】
食物をつかさどる女神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の子。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が食物を求めたとき、鼻・口・尻から食物を取り出して奉ったため、怒った尊に殺されたが、その死体から蚕および五穀が...
おおき【大き】
[形動ナリ]《「多い」と同語源の文語形容詞「大し」の連体形から》 1 大きいさま。「武蔵(むさし)の国と、下(しも)つ総(ふさ)の国との中に、いと—なる河あり」〈伊勢・九〉 2 はなはだしいさ...
おうえ‐さま【御上様】
「おうえ1」に同じ。おいえさま。おうえ。「—のおつかひものがなうてなるまい」〈天理狂・釣針〉
おうぎ‐きり【扇切り】
扇を、腰に差した刀の柄頭(つかがしら)に立てておき、その刀をすばやく抜いて、扇が地上に落ちないうちに切る技。また、投げつけられた扇を指で払い落とす技。
往者(おうしゃ)諫(いさ)むべからず
《「論語」微子から》過去の事はいさめ止めようとしても、取り返しがつかない。
おう‐け【王気】
王者らしい気品。おうき。「今より様異に、—さへつかせ給へる様にて」〈狭衣・二〉
おうしゅう‐たんだい【奥州探題】
室町幕府の職名。陸奥国内の軍政・民政をつかさどった。奥州管領。→羽州(うしゅう)探題
おおうち‐びと【大内人】
伊勢神宮などで供御(くご)のことをつかさどった官人。
おおうた‐どころ【大歌所】
大歌の教習・管理をつかさどった役所。令外(りょうげ)の官。平安初期に設置。