あき‐の‐うなぎつかみ【秋の鰻掴】
ウナギツカミのうち、秋に花が咲くもの。あきのうなぎづる。
あき‐くさ【秋草】
秋に花が咲く草の総称。《季 秋》「—をごったにつかね供へけり/万太郎」
あかえぞふうせつこう【赤蝦夷風説考】
江戸後期の地誌。2巻。工藤平助著。天明元〜3年(1781〜1783)成立。赤蝦夷はカムチャツカのこと。日本における最初のロシア研究書。上巻でロシアとの通商・蝦夷地開発を説く。下巻はロシアの地誌。
あおいとり【青い鳥】
《原題、(フランス)L'Oiseau Bleu》メーテルリンク作の戯曲。1908年初演。翌1909年刊。チルチルとミチルの兄妹が、幸福の象徴「青い鳥」を妖精に導かれて探し歩き、最後にわが家で見...
あきやま‐の【秋山の】
[枕]秋山の紅葉が美しく照り映える意から、赤く色づいている意の「したふ」「色なつかし」にかかる。「—したへる妹(いも)」〈万・二一七〉
アイデンティティー‐クライシス【identity crisis】
自己喪失。若者に多くみられる自己同一性の喪失。「自分は何なのか」「自分にはこの社会で生きていく能力があるのか」という疑問にぶつかり、心理的な危機状況に陥ること。
アイス‐ホッケー【ice hockey】
氷上競技の一。全身を防具で固めスケート靴を履いた1チーム6人ずつの競技者が、木製のスティックでパック(たま)を相手側ゴールに入れて得点を争うもの。冬季オリンピックでは、1924年の第1回大会から...
あい‐びき【相引き/合(い)引き】
1 歌舞伎の小道具の一。演技中、俳優が用いる方形の腰掛け。 2 俳優のかつらにつけたひも。内側の左右にあり、後頭部で結ぶ。 3 袴(はかま)の両脇の前後を縫い合わせた部分。 4 引き合うこと。引...
あい‐の‐こ【合(い)の子/間の子】
1 混血児。 2 異種生物の間に生まれた子。 3 二つのものの特質を備えていて、どちらともつかない中間のもの。
あい‐まって【相俟って】
[副]いくつかの要素が重なり合って。互いに作用し合って。一緒になって。「実力と運とが—合格した」「両々—」