まつ‐けむし【松毛虫】
マツカレハの幼虫。成熟した幼虫は7センチほどにもなり、黒褐色の地に橙色や銀色の鱗片(りんぺん)があり、背面に藍黒色の毒毛の束をもつ。松の葉を食べる大害虫。
また【又/亦/復】
[副] 1 前にあったことがもう一度繰り返されるさま。ふたたび。「あした—来ます」「いつか—お話を聞かせてください」「—失敗した」 2 ほかのものと同じ状態にあるさま。ひとしく。同じく。「息子...
まつ‐ぼっくり【松毬/松陰嚢】
《「まつふぐり」の音変化》「松笠(まつかさ)」に同じ。
まつ‐ふぐり【松陰嚢/松毬】
まつかさ。まつぼっくり。《季 秋》
ましら【猿】
猿の別名。「大きな体躯(たいく)を—のように軽くもてあつかって」〈有島・或る女〉
まつろ・う【服ふ/順ふ】
[動ハ四]《「まつらう」の音変化》服従する。従う。「大君に—・ふものと定まれる官(つかさ)にしあれば」〈万・四二一四〉
[動ハ下二]服従させる。従わせる。「もののふの八十伴の緒を—・ヘの向け...
まぎれ【紛れ】
1 ある事につけこんで、また、事の勢いで何かをすること。「怒った—に外の芸者を買いはしまいか」〈荷風・腕くらべ〉 2 他に入りまじって区別がつかなくなること。「山かぜに桜ふきまき乱れなむ花の—に...
ま・く【任く/罷く】
[動カ下二]《支配者が命令して行動させる意》 1 官職に任じる。また、任命して派遣する。「まつろはぬ国を治めと皇子(みこ)ながら—・け給へば」〈万・一九九〉 2 命じて退去させる。「時に皇孫、...
マキン‐とう【マキン島】
《Makin》太平洋中部、キリバスのギルバート諸島最北部の環礁。二つの主島、マキン島とケイブ島に加え、いくつかの小島が連なる。南西約6キロメートルに位置するブタリタリ島とともに、かつては両島を合...
ま‐くし【真櫛】
櫛の美称。「か黒し髪を—もちここにかき垂れ取り束(つか)ね上げても巻きみ」〈万・三七九一〉