み‐ふだ【御簡】
日給(にっきゅう)の簡(ふだ)を尊んでいう語。「つひに—削られ、官(つかさ)も取られて」〈源・須磨〉
みところ‐どう【三所籐】
弓の籐の巻き方の一。上下の鏑籐(かぶらどう)および矢摺籐(やすりどう)の3か所を巻くこと。また、3か所ずつ寄せていくつか巻いたもの。
み‐とおし【見通し/見透し】
1 《「みどおし」とも》初めから終わりまで見つづけること。「朝からテレビの—だ」 2 さえぎるものがなく遠くまで見えること。また、その場所。「—のきく展望台」 3 人の心や目に見えない内面の物事...
み‐な‐かみ【水神】
《「な」は「の」の意の格助詞》水をつかさどる神。すいじん。「—に祈るかひなく涙川うきても人をよそに見るかな」〈後撰・恋一〉
み‐とし【御年】
穀物、特に稲。また、稲作。「取り作らむ奥(おき)つ—を八束(やつか)穂の茂(いか)し穂に」〈祝詞・祈年祭〉
みなとがわ‐じん【港川人】
昭和45年(1970)から昭和47年(1972)にかけて沖縄県具志頭村(現在の八重瀬町)の採石場で発見された数体分の化石人骨。更新世末期の約1万8000〜1万7000年前のものとされる。石器など...
ミッド‐バンド【mid band】
CATVで使われるテレビ放送のチャンネルのうち、C13からC22(映像周波数109.25メガヘルツから165.25メガヘルツ)をさす。
み‐びょう【未病】
東洋医学において、検査を受けても異常が見つからず病気と診断されないが、健康ともいえない状態。放置すると病気になるだろうと予測される状態をいう場合が多い。
みなみ‐まちぶぎょう【南町奉行】
江戸幕府の職名。江戸町奉行の一。北町奉行と1か月交代で、市中の民政全般をつかさどった。→町奉行
みつ‐みつし
[枕]氏族名の「久米(くめ)」にかかる。「—久米の子らが」〈記・中・歌謡〉 [補説]「御稜威(みいつ)」を重ねて形容詞化した語で、威勢がよい、勇猛であるの意から武をつかさどる家の久米氏をほめたた...