とうぐう‐の‐ふ【東宮傅】
律令制で、皇太子の教育をつかさどった官。とうぐうふ。
どう‐ざ【銅座】
江戸時代、諸国産出の銅の精錬・専売をつかさどった役所。元文3年(1738)大坂に設置、のち江戸・長崎に出張所を置いた。慶応4年(1868)に銅会所、さらに鉱山局と改称。→金座 →銀座
とう‐さ【糖鎖】
ぶどう糖などの糖がグリコシド結合した化合物。結合する糖の数は最小二つから最大数万までさまざま。生体内のたんぱく質や脂質と結合し、細胞どうしの認識や相互作用に重要な機能を果たしている。ABO式血液...
とうけいてき‐きかいほんやく【統計的機械翻訳】
《statistical machine translation》言語間の統計的な対訳データを利用した機械翻訳。文章をいくつかに区切り、前後の単語の結びつきから統計的にもっとも確からしい対訳をあ...
とうラウドネス‐きょくせん【等ラウドネス曲線】
《equal loudness contour》人の耳で、同じ大きさと感じる音の周波数を横軸、音圧を縦軸に取った曲線。同じ音圧レベルでも、低音や高音では感度が悪く、3キロヘルツから4キロヘルツ付...
とお‐め【遠目/遠眼】
1 遠方までよく見える目。「—がきく」 2 遠くの方から見ること。また、遠くから見たようす。「—には見分けがつかない」「夜目—」 3 遠視。「—用の眼鏡」⇔近目。
てんもん‐どう【天文道】
天文・気象を観察し、その変異により吉凶を察知する術。律令制では、陰陽寮(おんようりょう)に天文博士が置かれ、天文の観察や異変の際の密奏をつかさどった。
とこ‐はつはな【常初花】
いつも初めて咲いたように美しい花。「比(たぐ)へれどいやなつかしく相見れば—に心ぐしめぐしもなしに」〈万・三九七八〉
とけし‐な・し
[形ク]《「とげしなし」とも》もどかしい。じれったい。待ち遠しい。「歩みくる間も—・く、なう我が君かなつかしや」〈浄・千本桜〉
とさつ‐いん【都察院】
中国、明・清時代の監察機関。明の洪武帝(朱元璋)が御史台を改編して設置。百官の非違糾弾、行政の監察をつかさどった。