欲(よく)の熊鷹(くまたか)股(また)を裂(さ)く
《熊鷹が、同時に2匹の猪(いのしし)につかみかかったが、猪はそれぞれ反対の方向に駆けだしたので、熊鷹の股が裂けたということから》あまり欲が深いと災いを招くというたとえ。
よこ‐づな【横綱】
1 相撲で、力士の最高位。また、横綱力士の略称。本来は大関の中で、2を締めることを許された力士をさしたが、現在は、日本相撲協会が免許する地位。 2 四手(しで)を垂らした白麻の太い綱。力量・技の...
よこ‐め【横目】
1 顔の向きを変えず目だけで横の方を見ること。また、その目つき。「—でにらむ」 2 (「…を横目に」の形で)ちょっと見るだけで、かかわろうとしないこと。「騒動を—に通りすぎる」 3 木目や紙の目...
よこ‐めつけ【横目付】
室町時代から安土桃山時代にかけての武家の職名。将士の行動の監察や論功行賞などをつかさどった。よこめ。→目付
よこ‐わり【横割(り)】
1 横に割ること。⇔縦割り。 2 いくつかの同格の部署を並列して関連づけ組織すること。⇔縦割り。
よさり‐つ‐かた【夜さりつ方】
《「つ」は「の」の意の格助詞》夜になる時分。夕方。ようさりつかた。「—、二条院へ渡り給はむとて」〈源・若菜下〉
よしだ‐おいかぜ【吉田追風】
相撲の家元吉田司家(つかさけ)当主の世襲名。
よしのみくまり‐じんじゃ【吉野水分神社】
奈良県吉野郡吉野町吉野山にある神社。主神は天水分命(あまのみくまりのみこと)。本来は水の分配をつかさどる神だが、「みくまり」が訛(なま)って「みこもり(御子守)」となり、子守・子授けの神として祭...
よじ‐と・る【攀ぢ取る】
[動ラ四]つかんで引き寄せて折り取る。「青柳のほつ枝(え)—・りかづらくは君がやどにし千年(ちとせ)寿(ほ)くとそ」〈万・四二八九〉
よせ‐つ・ける【寄(せ)付ける】
[動カ下一][文]よせつ・く[カ下二]近くへ来させる。近寄らせる。寄りつかせる。「彼には人を—・けない厳しさがある」