し‐さい【司祭】
カトリック教会・ギリシャ正教会・聖公会の聖職者。カトリック教会では司教の下位にあり、ミサを執行し、洗礼などの秘跡を与え、説教をするなど教会の儀式・典礼をつかさどる。
しころ‐びき【錣引/錏曳】
屋島の戦いで、平景清と源氏方の美尾谷(みおのや)十郎国俊が格闘し、景清がつかんだ国俊の兜の錏が切れたという伝説。歌舞伎に脚色され、さまざまな趣向で演じられた。一幕物としては、摩耶山で非人姿の景清...
し‐き・る【仕切る】
[動ラ五(四)] 1 境を作って他と区別する。隔てとなるものを設けて、いくつかの部分に分ける。「大部屋を二つに—・る」 2 ある範囲の物事を掌握し処理する。取り仕切る。「一人で会の運営を—・る」...
し‐くう【司空】
中国、周の六卿の一。冬官の長で、土木・水利などの建築事業をつかさどった。前漢では大司空、後漢・唐では再び司空となり、三公の一。
しげき‐でんどうけい【刺激伝導系】
心臓の収縮運動をつかさどる、特殊な心筋群からなる連絡路。右心房にある洞結節(どうけっせつ)で発生した刺激が心房・心室間の壁を通って心室に伝えられ、順序よく収縮して血液が送り出される。興奮伝導系。
じ‐くん【二君】
二人の君主。にくん。「サレバ忠臣—ニツカエズ」〈天草本平家・四〉
しげ‐どう【重籐/滋籐】
《「しげとう」とも》弓の束(つか)を黒漆塗りにし、その上を籐で強く巻いたもの。大将などの持つ弓で、籐の巻き方などによって多くの種類がある。正式には握り下に28か所、握り上に36か所巻く。
じこ‐まい【事故米】
政府米のうち、水につかったり、かびが生えたり、基準以上の農薬が残っていたりして食用にならない米。工業用・肥料用などとして農林水産省が売却する。事故米穀。→ミニマムアクセス米 [補説]農林水産省で...
し‐ごと【仕事】
[名](スル)《「し」はサ変動詞「す」の連用形。「仕」は当て字》 1 何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。「やりかけの—」「—が手につかない」 2 生計を立てる手段として従事する事柄。...
し‐こう【司寇】
中国、周の六卿の一。秋官の長で、刑罰・警察をつかさどった。