しゃせい‐ぶん【写生文】
正岡子規の写生説に基づいて書かれた散文。高浜虚子・伊藤左千夫・長塚節(ながつかたかし)・夏目漱石・寺田寅彦(てらだとらひこ)らにより、小説・随筆などに生かされた。
しゃちほこ‐だち【鯱立ち】
[名](スル) 1 さかだち。しゃっちょこだち。 2 全力を尽くすこと。しゃっちょこだち。「—しても追いつかない」
しゃ‐し【社司】
1 神社で、神に仕え、社務を執る者。神職。神官。神主(かんぬし)。やしろのつかさ。 2 旧制で、神職の職名。府県社・郷社の社掌(しゃしょう)の上の位で、祭祀(さいし)・庶務を管理した。昭和21年...
シャッター‐タイムラグ【shutter time lag】
オートフォーカス機能をもつカメラにおける、シャッターボタンを押してから実際に撮影されるまでの時間。ピントが合うまでの時間を含むため、合焦状態でシャッターを押すレリーズタイムラグとは一般的に区別さ...
しゃっ‐くん【借訓】
漢字を万葉仮名として用いて表記するとき、その漢字に固定した訓を、表記しようとする語に当てて用いるもの。副助詞「だに」を「谷」、形容詞「なつかし」を「夏樫」と書く類。
しゃ‐しょう【社掌】
旧制で、神職の職名。府県社・郷社で社司の下に属し、村社・無格社では祭祀(さいし)をつかさどり、庶務を管理した。
しゃけ‐ぶぎょう【社家奉行】
室町幕府の職名。神官の人事や神社に関する訴訟などをつかさどった。
じゃぶ‐じゃぶ
[副] 1 水をかき回したり、水につかって歩いたりするときの音や、そのさまを表す語。ざぶざぶ。「—(と)洗濯する」「浅瀬を—(と)渡る」 2 勢いよくかけるさま。また、その音を表す語。「ソースを...
じ‐もく【除目】
平安時代以降、大臣以外の諸官職を任命する朝廷の儀式。地方官を任命する春の県召(あがためし)の除目、京官を任命する秋の司召(つかさめし)の除目のほか、臨時の除目もあった。除書。
しも【下】
1 ひと続きのものの末。また、いくつかに区別したものの終わりの部分。 ㋐川の下流。また、その流域。川下。「—へ漕ぎ下る」「—で釣る」⇔上(かみ)。 ㋑時間的にあとと考えられるほう。現在に近いほう...