つがる‐かいきょう【津軽海峡】
本州と北海道との間の海峡。太平洋と日本海を結ぶ。海底を青函(せいかん)トンネルが通る。
つがるかいきょう‐せん【津軽海峡線】
青森から函館に至るJR線の通称。本州と北海道を結ぶ青函トンネルの開通により昭和63年(1988)開業。函館本線・江差線・海峡線・津軽線にわたり運行される。全長160.4キロ。
つがる‐こくていこうえん【津軽国定公園】
青森県西部にある国定公園。津軽半島の西岸から秋田県境までの日本海に臨む約180キロメートルにおよぶ海岸線のほか、内陸部の十二湖や岩木山・白神(しらかみ)山地などを含む。
つがる‐さんち【津軽山地】
青森県津軽半島の東部を南北に連なる山地。西側は津軽平野。ヒバ林が広がり、木曽のヒノキ林、秋田のスギ林と並んで日本三大美林の一。中山山脈。
つがる‐し【つがる市】
⇒つがる
つがる‐じゃみせん【津軽三味線】
津軽地方に伝わる三味線。本来は民謡の伴奏用だが、独奏・合奏にも用いる。太棹(ふとざお)で、力強く、かつ繊細な独特の旋律・リズムで奏する。
つがるじょんからぶし【津軽じょんから節】
長部日出雄の小説。昭和47年(1972)発表。昭和48年(1973)、「津軽世去れ節」とあわせ第69回直木賞受賞。
つがる‐じょんがらぶし【津軽じょんがら節】
《「つがるじょんからぶし」とも》津軽地方の民謡。源流は新潟県の「新保広大寺」で、口説(くど)き形式の盆踊り歌の系統のもの。津軽三味線の伴奏がつき、新作の歌詞も多い。 [補説]書名別項。→津軽じょ...
つがる‐せんきょ【津軽選挙】
昭和30年代から50年代にかけて青森県の津軽地方で繰り返された激しい選挙戦をいう俗称。徹底した票読み、買収・饗応による浮動層の獲得や相手陣営の切り崩しなど、きわどい駆け引きが行われ、選挙管理委員...
つがる‐ぬり【津軽塗】
弘前市を中心に産する漆器。中塗りの上に、漆に卵白やゼラチンなどをまぜ、へらや刷毛(はけ)を用いて文様を表す絞漆(しぼうるし)法で凹凸を作ったあと、各種の色漆を塗り重ね、独特の砥石(といし)で雲形...