月(つき)と鼈(すっぽん)
月もスッポンも同じように丸いが、比較にならないほどその違いは大きいこと。二つのものがひどく違っていることのたとえ。提灯(ちょうちん)に釣鐘。
つき‐とば・す【突(き)飛ばす】
[動サ五(四)]激しく突いたり、ぶつかったりしてはね飛ばす。「相手を—・して逃げる」
つき‐と・める【突(き)止める】
[動マ下一][文]つきと・む[マ下二] 1 不明な点や疑問点などを、徹底的に調べて明らかにする。また、調べてさがしだす。「原因を—・める」「犯人の隠れ家を—・める」 2 突いてしとめる。突き殺す...
つき‐とも‐な・い【付きとも無い】
[形][文]つきともな・し[ク]《近世語》ふさわしくない。不都合だ。つきなし。「節季でもあることか、—・い今日に限り、このやうにせがむのは」〈浄・二枚絵草紙〉
つきとろくペンス【月と六ペンス】
《原題The Moon and Sixpence》モームの長編小説。1919年刊。画家になるために妻子を捨て、タヒチ島に渡って大作に没頭する男の物語。フランスの画家ゴーギャンがモデルとされる。
つき‐な【付き無】
[連体]変な。おかしな。「—事を言ふまいぞ」〈洒・辰巳之園〉
つき‐なか【月中】
月の中ごろ。中旬。つきなかば。
つき‐なかば【月半ば】
月の中ごろ。中旬。つきなか。
つき‐なし【月済し】
借金を月ごとにいくらかずつ返済すること。「—金(がね)」「私は到頭その—の金を払う力もなくなってしまった」〈百閒・百鬼園随筆〉
つき‐な・し【付き無し】
[形ク] 1 不案内なさま。どうしていいかわからない。「逢ふ事の今ははつかになりぬれば夜ふかからでは—・かりけり」〈古今・雑体〉 2 不似合いであるさま。ふさわしくない。「もとよりかかるありきに...