つち‐なぶり【土弄り】
「つちいじり」に同じ。「花に心を移し居れば鬱気もせず。けっく—は身の養生」〈浄・先代萩〉
つち‐なべ【土鍋】
素焼きの鍋。どなべ。
つち‐ならし【土均し】
田畑などの土くれを砕き、高低をならして平らにすること。また、それに用いる農具。「苗代(なわしろ)の—をする」
土(つち)にな・る
《「土となる」とも》土に変わる。死ぬ。「客死して異国の—・る」
つち‐にんぎょう【土人形】
土を材料とした人形。伏見人形・今戸人形などが有名。
つちのうつわ【土の器】
阪田寛夫の短編小説。がんに侵された母の闘病と死を描く。昭和49年(1974)発表。同年、第72回芥川賞受賞。
つち‐の‐え【戊】
《「土の兄(え)」の意》十干の5番目。ぼ。
つち‐の‐かみ【土の神】
1 土をつかさどり守る神。埴安(はにやす)の神の類。 2 「土公神(どくじん)」に同じ。
つち‐の‐こ【槌の子】
1 小槌(こづち)。 2 額(ひたい)と後頭部が突き出た頭。さいづちあたま。 3 胴の太い、蛇の一種という想像上の動物。 4 不器用な人。特に、裁縫がへたな女。「大方は針手の利かぬ—は」〈浮・禁...
つち‐の‐と【己】
《「土の弟(と)」の意》十干の6番目。き。