つっ‐き・る【突っ切る】
[動ラ五(四)]《「つききる」の音変化》まっすぐに通り抜ける。勢いよく横切る。「国道を—・る」「森の中を—・る」
つっくり
[副]ひとりで、なすこともなくじっとしているさま。つくねん。「ただ—とさへ致いてをれば済む事でござる」〈虎寛狂・二人大名〉
つっ‐くる・める【突っ括める/突っ含める】
[動マ下一][文]つっくる・む[マ下二]いろいろな要素を一緒にする。ひっくるめる。「いいところも悪いところも、—・めて好きにならなくっちあ」〈里見弴・多情仏心〉
つっ‐けんどん【突っ慳貪】
[形動][文][ナリ]無遠慮でとげとげしいさま。冷淡なさま。「—な応対」
つっ‐こみ【突っ込み】
1 勢いよく突進すること。また、その勢い。 2 内面に深く入り込むこと。「この記事は—が足りない」 3 漫才で、ぼけの誤りやとぼけを指摘し、主に話の筋を進める役。また、その指摘。 4 分けへだて...
つっこみ‐うり【突っ込み売り】
相場が下落したとき、さらにすすんで売ること。
つっ‐こ・む【突っ込む】
[動マ五(四)]《「つきこむ」の音変化》 1 勢いよく中へ入る。突入する。また、勢いよく入れる。「走者が本塁に—・む」「バケツに手を—・む」 2 ㋐内面にまで深く入り込む。「労使の—・んだ話し合...
つっ‐ころばし【突っ転ばし】
歌舞伎の役柄の一。若くて、突けばすぐに転びそうな柔弱な色男の役。
つっ‐ころば・す【突っ転ばす】
[動サ五(四)]《「つきころばす」の音変化》強く突いて倒す。「—・されてけがをする」
つっ‐た・つ【突っ立つ】
[動タ五(四)]《「つきたつ」の音変化》 1 まっすぐに立つ。勢いよく立つ。「天を摩するがごとく—・つ建物」 2 立ったまま何もしないでいる。ぼんやりと立つ。「ぼうっと—・っていないで手伝えよ...