セポイ‐の‐はんらん【セポイの反乱】
インド大反乱の、かつての呼び方。近年では、単なる傭兵(セポイsepoy)の反乱ではなく、民族独立運動の始まりであると認識されている。
せ‐の‐うみ【剗海】
かつて富士山の北麓にあった湖。貞観6年(864)の大噴火による溶岩流が流入し、現在の西湖、精進湖ができたと考えられている。またこの時の溶岩原の上に森林が形成され、青木ヶ原の樹海になった。
せりょう【芹生】
《「せりふ」の音変化》 京都市左京区大原の西方に古くあった地名。[歌枕]「大原は—を雪の道にあけてよもには人もかよはざりけり」〈山家集・下〉 京都市右京区北東部の地名。かつては薪炭などを京の...
せいが‐だい【青瓦台】
ソウルにある大韓民国の旧大統領官・公邸。日本支配期に朝鮮総督官邸として建設。独立後、李承晩が景武台と名付け大統領官邸とした。1960年に現名称に改称。2022年、尹錫悦が官・公邸機能を移転し市民...
せんせい‐いでん【潜性遺伝】
対立形質の遺伝子をホモ接合体としてもつ両親を交配させたとき、雑種第一代にはその形質が現れず、雑種間の交配による雑種第二代において、遺伝子がホモ接合体となった場合に、その形質が現れる遺伝様式。⇔顕...
ぜん‐ぜん【前前】
[名]以前。かつて。「—より、ふとお見上げ申したものの言うのでは」〈鏡花・眉かくしの霊〉 [語素]日時・年月や配列・序列を示す語の上に付いて複合語をつくり、その前の前である意を表す。先々(せ...
せん‐せい【潜性】
対立形質において、雑種第一代では発現を抑えられるほうの形質。潜在して子孫に現れる。リセッシブ。⇔顕性。 [補説]かつては「劣性」と称した。→劣性[補説]
せん‐しつ【泉質】
温泉など鉱泉の水の化学的性質。かつては塩類(えんるい)、現在はイオンによる分類が用いられる。 [補説]温泉分析書などに使用する「掲示用泉質名」は、単純温泉・二酸化炭素泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉・...
せいじりんり‐こうりょう【政治倫理綱領】
国会議員の政治倫理のあり方の基本理念を示した綱領。昭和60年(1985)の国会法改正に伴い衆議院・参議院でそれぞれ議決された。「政治倫理の確立は、議会政治の根幹である」とする前文と、「われわれは...
スンダ‐かいきょう【スンダ海峡】
《Sunda Strait》インドネシアのジャワ島とスマトラ島の間にある海峡。幅約25〜100キロメートル。インド洋とジャワ海を結ぶ。火山島として知られるクラカタウ島をはじめ、多くの島が点在する...