さば‐かいどう【鯖街道】
かつて、若狭国(現在の福井県南西部)で獲れた海産物などを京に運ぶために使われた街道の名。特に若狭のサバが好まれたことから、この名でよばれたという。
さいこう‐かんせんしょう【再興感染症】
かつて流行した感染症のうち、一度は患者数が減少して制圧されたが、近年ふたたび患者数が増えているもの。結核・ペスト・狂犬病・ジフテリアなど。リエマージングディジーズ。リエマージング感染症。復活感染...
サル‐とう【サル島】
《Ilha do sal》アフリカ西岸のベルデ岬西方沖にあるカーボベルデの島。ポルトガル語で「塩の島」を意味し、かつて岩塩の採掘されたことに由来する。主な町はエスパラゴス。平坦な地形を生かし、国...
さん‐え【三会】
《連声(れんじょう)で「さんね」とも》仏語。 1 仏が成道(じょうどう)後に、衆生済度(しゅじょうさいど)のために行う3回にわたる説法。 2 弥勒菩薩(みろくぼさつ)が釈迦(しゃか)入滅の56億...
サムシャープ‐スクエア【Sam sharpe Square】
ジャマイカ北西部の都市モンテゴベイにある広場。旧市街の中心部に位置する。1831年、奴隷解放のための反乱を指導したサミュエル=シャープの名を冠する。かつて逃亡奴隷を収容した牢獄も残っている。サム...
サマーサイド【Summerside】
カナダ、プリンスエドワードアイランド州の町。プリンスエドワード島の中西部南岸に位置し、同島で2番目の規模をもつ。18世紀末にクエーカー教徒が移住。かつてシャーロットタウンと鉄道で結ばれていた。近...
さいそう‐でんぽう【再送電報】
かつて行われていた特殊取扱電報の一。受信人が転居した場合などに、受信人の代理の者などが受信局に請求して、新住所へ再送してもらう電報。
さいこうがた‐インフルエンザ【再興型インフルエンザ】
かつて世界的規模で流行し、沈静した後に長期間が経過して、再び流行するインフルエンザ。ほとんどの人が免疫をもたないため、パンデミックのおそれがある。
ざんそん‐しゅ【残存種】
動植物で、かつては広く分布していたが、現在は限られた地域にのみ生存する種。植物のメタセコイア、動物のシーラカンスなど。レリック。遺存種。化石が多く産出することから、「生きた化石」ともいう。
ごまだん‐ざん【護摩壇山】
和歌山県北東部、田辺市龍神村五百原と奈良県吉野郡十津川村の県境にある山。標高1372メートル。日高川の水源地。隆起準平原で、山頂に平坦面がある。かつて修験者(しゅげんじゃ)の道場だった。南西麓は...