和歌山県北東部、田辺市龍神村五百原と奈良県吉野郡十津川村の県境にある山。標高1372メートル。日高川の水源地。隆起準平原で、山頂に平坦面がある。かつて修験者 (しゅげんじゃ) の道場だった。南西麓は高野竜神国定公園に属する。山名の由来は、屋島の戦いに敗れた平維盛 (これもり) が高野 (こうや) 山を経て逃れてきたとき、この地で平家の命運を占うために護摩を焚 (た) いたという伝説から。護摩壇岳。
出典:gooニュース
銀白色に花穂輝く 護摩壇山でバッコヤナギ
和歌山県田辺市龍神村、護摩壇山の高野龍神スカイライン(国道371号)沿いで、山に春を告げるバッコヤナギ(別名ヤマネコヤナギ)の花穂が銀白色に輝き始めた。 バッコヤナギは高さ15メートルに達する高木。花穂は河原で見られるネコヤナギより大きく、4センチ前後ある。花穂から花が咲くと葯(やく)の黄色が目立つ。 日本では北海道、本州の近畿以東、四国などに生え、山麓や丘陵地などのやや乾いた所で見られることが多い。 護摩壇山によく来るという男性は「今年は10日以上早いのでは」と話していた。
桜の季節に霧氷 護摩壇山で冬のような冷え込み
気圧の谷と寒気の影響で22日午前は冷え込み、和歌山県田辺市龍神村龍神の護摩壇山(1372メートル)では霧氷ができた。山の尾根筋は粉を振りかけたように真っ白になった。 護摩壇山の山頂近くにある、道の駅の「ごまさんスカイタワー」の駐車場では、休憩に訪れたドライバーらが「寒いなあ」と言いながら、霧氷が広がる県内最高峰の龍神岳(1382メートル)一帯の風景を写真に撮っていた。 あられが降る時もあったが、午前11時半すぎには、雲の晴れ間から時折日が差し込んでいた。
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