パラクー【Parakou】
ベナン北部の都市。大西洋岸のコトヌーと鉄道で結ばれる交通の要地であり、中心的な商都として知られる。かつては奴隷交易の拠点だったが、現在は綿花の集散地になっている。
ビーコンヒル‐こうえん【ビーコンヒル公園】
《Beacon Hill Park》カナダ、ブリティッシュコロンビア州、バンクーバー島の都市ビクトリアにある公園。市街南部に位置し、海に面する。名称は、かつて南岸を航行する船舶に対し、信号用の標...
ヒートホールン【Giethoorn】
《オランダ語でヤギの角の意》オランダ北部、オーフェルアイセル州の村。かつての泥炭の採掘跡が湖となり、泥炭運搬のための水路や運河が残っている。「オランダのベネチア」と称され、観光地として知られる。
バドリテ【Gbadolite】
コンゴ民主共和国北部の都市。中央アフリカ共和国との国境をなすウバンギ川に近い。旧ザイールでかつて独裁政権を敷いたモブツ大統領の母親の生地であり、豪奢(ごうしゃ)な宮殿や空港・病院などが建てられた。
ピニャオン【Pinhão】
ポルトガル北部の町。ドウロ川沿いに位置する。ポートワインの産地として知られるアルトドウロ地域にあり、かつては河川交通の要所として、ワインの積み出しで栄えた。
びのす‐がい【美之主貝】
マルスダレガイ科の二枚貝。東北地方以北からサハリン・千島列島付近にかけて分布。浅海の砂泥地にすむ。殻長約10センチ。殻表は灰白色で厚みがある。食用。名称は、かつての属名Venusに由来。
ピナクルズ【The Pinnacles】
《「尖塔」の意》オーストラリア、西オーストラリア州西部、インド洋に面するナンバン国立公園内にある奇岩群。砂漠から高さ3〜5メートルの石柱が無数に林立する。かつて石灰岩質の基盤岩に根を張った樹木や...
ビマ【Bima】
インドネシア南部、小スンダ列島のスンバワ島東部にある町。同島の中心地。17世紀にイスラム教が広まり、かつてのスルターンの住居が博物館として公開されている。
ひびきといかり【響きと怒り】
《原題The Sound and the Fury》フォークナーの小説。1929年刊。米国南部の架空の郡を舞台に、かつては特権階級だった一家の没落を描く。
ひゃくさんまんえん‐の‐かべ【百三万円の壁】
所得税が課税されない給与年収の上限。年収から給与所得控除(65万円)と基礎控除(38万円)を差し引くと、課税所得がゼロとなるため。→百三十万円の壁 →百六万円の壁 [補説]かつては、配偶者控除を...