つぼ‐の‐いしぶみ【壺の碑】
坂上田村麻呂が蝦夷(えぞ)征討の際、弓の筈(はず)で日本中央と書き記したといわれる石碑。青森県上北郡七戸(しちのへ)町坪地区あたりにあったと伝えられる。和歌などに詠まれる名所。のちに、宮城県多賀...
つぼのうえにりんごがのってある【壺の上に林檎が載って在る】
洋画家、岸田劉生の絵画。大正5年(1916)、体調を崩し戸外での写生を禁じられた岸田が屋内で制作した作品。大きな陶器の壺の上に青い林檎が置かれている。東京国立近代美術館蔵。
壺(つぼ)の口(くち)を切(き)・る
陰暦10月初めに、新茶の壺の封を切って茶会を催す。口切りをする。→口切りの茶事
つぼ‐のみ【壺鑿】
刃先が円くなっている鑿。円い孔(あな)をあけるのに用いる。