つよ‐ぎん【強吟/剛吟】
能の謡(うたい)の歌唱様式の一。声にゆるみがなく、力をこめて謡うもの。勇壮・爽快・厳粛な気分を表現するところに用いる。剛吟(ごうぎん)。⇔弱吟。 [補説]ふつう「ツヨ吟」と書く。
つよ‐ごし【強腰】
[名・形動]態度が強硬で、相手に対して一歩も譲らないこと。また、そのさま。「—な(の)交渉」⇔弱腰。
つよごし‐がいこう【強腰外交】
外交交渉で、自国の方針を強硬に主張し、妥協の余地はないとする対応の仕方をいう。→弱腰外交
つよさ‐アクセント【強さアクセント】
《stress accent》語中の音節に対する声の強弱によるアクセント。英語・ドイツ語などにみられる。強弱アクセント。→高さアクセント
つよ‐ざいりょう【強材料】
⇒好材料(こうざいりょう)2
つよ‐ぞう【強蔵】
精力の強い男を人名になぞらえた語。「いかな—も乱れ姿になって」〈浮・一代男・六〉
つよ‐つよ【強強】
[副]非常に強いさま。頑健なさま。「—として死にげもなかりければ」〈今昔・二八・一八〉
つよ‐び【強火】
火力の強い火。⇔弱火。
つよ‐ふくみ【強含み】
《「つよぶくみ」とも》取引で、相場が上がる傾向を示していること。⇔弱含み。
つよま・る【強まる】
[動ラ五(四)]しだいに勢いが増してくる。強くなる。「風雨が—・る」⇔弱まる。