あけ‐がらす【明け烏】
明け方に鳴くカラス。また、その声。夜明け烏。男女の交情の夢を破る、つれないものの例として用いられる。
(明烏)新内節「明烏夢泡雪(あけがらすゆめのあわゆき)」の通称。
みつおり‐ぐけ【三つ折り絎】
和裁で、裁ち目がほつれないように、布の端を三つに折ってくける方法。三つ折り。
うき‐ひと【憂き人】
自分につらい思いをさせる人。つれない人。多く、恋人・妻などにいう。「天の戸をおしあけがたの月見れば—しもぞ恋しかりける」〈新古今・恋四〉
う・い【憂い】
[形][文]う・し[ク] 1 自分の思うようにならないで、つらい。苦しい。「—・いも辛(つら)いも食(く)うての上」 2 ある状態をいとわしく、不愉快に思うさま。わずらわしい。気が進まない。「古...
からげ‐ぬい【絡げ縫い】
布の裁ち目がほつれないように、からげて縫うこと。かがり縫い。まとい縫い。
かが・る【縢る】
[動ラ五(四)]布の裁ち目などがほつれないように縫い糸やしつけ糸でからげる。「ボタン穴を—・る」 [可能]かがれる
きり‐こみ【切(り)込み/斬(り)込み】
1 刃物である深さまで切ること。また、その部分。「用材に—を入れる」 2 刀を持って攻め入ること。攻撃をしかけること。「—をかける」「—隊長」 3 裁縫で、縫い代などがひきつれないようにはさみで...
ふくろ‐ぬい【袋縫い】
縫い代(しろ)がほつれないように中縫いをする方法。最初に布の表を出して端を浅く縫ったのち、裏返して本縫いをする。
パイピング【piping】
洋裁で、バイアステープで布端がほつれないようにくるみ、始末すること。また、二つ折りにした皮や布を、切り替えの縫い目に挟んでとめ、装飾とすること。
つら・い【辛い】
[形][文]つら・し[ク] 1 他人に対して冷酷である。非情である。むごい。「—・いしうち」「—・く当たる」 2 精神的にも肉体的にも、がまんできないくらい苦しい。苦しさで耐えがたい。「—・い別...