敵(てき)に塩(しお)を送(おく)る
《戦国時代、上杉謙信が、敵将武田信玄の領国の甲斐が塩の不足に苦しんでいるのを知り、塩を送らせた故事から》敵の弱みにつけこまず、逆にその苦境から救う。
てき‐にん【適任】
[名・形動]その任務・仕事に適していること。また、そのさまや、その人。「まとめ役に最も—な人」「—者」
てき‐にん【敵人】
《「てきじん」とも》中世、訴訟の相手方。敵方。
てき‐ねん【適年】
「適格退職年金」の略。
てき‐は【摘播】
[名](スル)間隔をおいて種子を数粒ずつにまとめてまくこと。また、そのまき方。
てき‐はい【敵背】
敵の背後。敵のうしろ側。
てきはかいぞく【敵は海賊】
神林長平によるSF小説。また、同作を第1作とする小説のシリーズ名。第1作は昭和56年(1981)「S-Fマガジン」誌に掲載。シリーズ作品中、「敵は海賊・海賊版」と「敵は海賊・A級の敵」が、ぞれぞ...
てき‐はつ【摘発】
[名](スル)悪事などをあばいて世間に発表すること。「巨額の脱税を—する」
敵(てき)は本能寺(ほんのうじ)にあり
《天正10年(1582)明智光秀(あけちみつひで)が備中の毛利勢を攻めると見せかけて出陣し、京都本能寺の織田信長を襲ったところから》本当の目的・目標は別にあるということ。
てき‐ぱき
[副](スル)処理や対応がはっきりしていて、歯切れのよいさま。「—(と)かたづける」「受け答えが—(と)している」