ど・く【退く】
[動カ五(四)]いる場所を動いて、そこをあける。のく。「早く—・いてくれ」 [可能]どける
[動カ下二]「どける」の文語形。
とお‐りんね【遠輪廻】
連歌・連句の付合(つけあい)上の禁制の一。句を付け進めてゆく際に数句を隔てて同じような付合が出てくること。
どか‐どか
[副] 1 大勢の者が足音をたてて、さわがしく出入りするさま。「客が—(と)入ってくる」 2 物事が一時に集中するさま。「問い合わせが—(と)来る」「入学の諸費用が—(と)必要になる」
とう‐ふう【東風】
東から吹いてくる風。ひがしかぜ。春風。こち。
どう‐だめし【胴試し】
刀剣の切れ味をためすため、罪人などの胴を切ること。「久しく—を致さぬゆゑ真二つに致してくれる」〈伎・三人吉三〉
どう‐とも
[副]どのようにでも。いかようにも。どうでも。「—好きにしてくれ」「あとは—なれ」
どうな‐と
[副]どのようにでも。どうなりと。「—してくれ」〈鏡花・婦系図〉
と‐らい【渡来】
[名](スル)遠く外国から渡ってくること。「シベリアから—するハクチョウ」「南蛮—」
とり‐おや【取り親】
1 育ててくれた親。養い親。「上つ方のお乳の乳人(めのと)は—といふことあり」〈浄・松風村雨〉 2 養子縁組みや奉公入りの際に、保証人として仮に立てた親。「十五、六より—をしてお大名様方を聟(む...
なるこ【鳴子】
狂言。和泉(いずみ)流。太郎冠者と次郎冠者が、山田へ鳥追いに来て、主人が持ってきてくれた酒を飲み、鳴子を引きながら歌い舞ううちに酔って寝てしまう。